Phantom2 Vision+ の斬新


本年6月末に出荷予定の Phantom2 Vision+ (日本仕様)は日本国内において画期的です。
 
プロポの送受信機は 922.7MHz~927.7MHz の周波数を採用。
FPV は 2.412GHz~2.462GHz の周波数を採用。
いずれも日本の電波法上合法。
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なぜ画期的か?合法 FPV の新しい方法だからです。
 
結論からいうと、このプロポ送受信機と FPV 送受信機だけを別売りしてくれれば、Phantom2 Vision+ 以外の機体にも幅広く使えるからです。
 
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今まで日本国内で FPV を使うには概ね以下の方法しかありませんでした。
(1) 海外の 1.2GHz 帯や 5.8GHz 帯などの安い送受信機を使う(でも違法)。
(2) 陸上特殊無線技士免許および無線局免許を取得して国内の 1.2GHz 帯のバカ高い送受信機を使う(15万円以上+免許取得費その他10万円で25万円以上)。
(3) 国内の 2.4GHz 帯の安い送受信機を使う。
※Lightbridge (高くて、やや遅延)と 3DR Pixhawk (難しくて DJI ほどの信頼性未知数)は割愛。
 
相当数の方は (3) でしょう。でもプロポも 2.4GHz 帯を使うので常に電波干渉の不安がつきまといます。また最大電波距離は約200m(遮蔽物が無く見通しが確保された状態)で短すぎます。そのうえ遅延もします(実際よりモニター上の動きが遅延すること)。
 
これに対して、Phantom2 Vision+ はプロポ 900MHz 帯、FPV 2.4GHz 帯を使うので電波干渉の不安はありません。またプロポ送受信機と FPV 送受信機の最大電波距離はともに約700m(遮蔽物が無く見通しが確保された状態)。さらに機体側の FPV 送信機はたぶん相当に軽い(Phantom2 Vision+ が軽さを売りにしているので)。
 
FPV を使うために
(4) Phantom2 Vision+ のプロポ送受信機と FPV 送受信機を使うという方法は一般的に上記 (1)~(3) より良いでしょう。
 
別売りが始まるまで、しばらく様子見です。
 
※但しプロポでカメラズーム機能やギンバル Yaw 軸回転等を使う場合、(4) は難しいでしょう。また (4) の遅延の有無等を見極める必要もあります。