PAUI Oasis2 for Inspire1 球体ガードの取付け・飛行手順   更新しました!


PAUI Oasis2  スペック 取付け・飛行手順 ご購入

 
この記事は主として PAUI Oasis2 for Inspire1 をご購入またはご購入予定のお客様向けに、球体ガードの取付け・スペック・飛行手順を説明するものです。
  

1 Inspire 1 本体への機体接続軸の取り付け

 
(1) 下記の写真のように Inspire1 本体に機体接続軸(右と左の2つ)を取り付けて固定します。

Inspire1-4
 
(2) まず片側の機体接続軸の取り付け方を解説します。目標は機体接続軸を左右2モーター間の真ん中、かつ地面と水平になる位置に取り付けることです。
 
(3) 機体接続軸の両端の金色のネジを外します(片方で上下4つ)。下記写真の黒色のリンクを Inspire1 本体のアームに取り付けて金色のネジで固定します。うまく付けられない場合は、両端の銀色のネジを少し緩めると、付けることができます。最後は銀色のネジもしっかりと締めてください。

ring
 
(4) 他方の片側の機体接続軸も同様の方法で取り付けて固定します。
 

2 球体の組み立て

 
(1) 黒色のカーボン棒を5角形または6角形の青色ジョイントに差し込んで半球を球体にしてください。左シールの6角形に左シールの2本のカーボン棒を差し込みます。同様に右シールの6角形に右シールの2本のカーボン棒を差し込みます。保管、移動時に半球にする必要のある場合は、瞬間接着剤をつけないでください。
 
(2) 下側の機体出し入れ口は梱包するためだけの理由で取り外しています。瞬間接着剤を黒色のカーボン棒の先端につけて、6角形の青色ジョイントに差し込んで外れないように固定してください。球体フレームの強度が増します。
 
(3) 上側の機体出し入れ口は取り外しが必要ですから瞬間接着剤をつけないでください。
 
備考:黒色のカーボン棒を何十回も青色ジョイントに差し込むと、差し込みが緩やかになってすぐに外れることがあります。これは球体が空中で半球に割れることにつながりかねず危険です。このような場合は黒色のカーボン棒の先端5mm部分に瞬間接着剤をつけてカーボン棒を太くしてください。外れにくくなります。
 

3 回転球体ガードへの取付け

 
PAUI Oasis2 for Inspire1 の球体ガード取付け手順と飛行を動画にまとめました。


 
(1) Inspire 1(1 V2.0 を含む、以下同様)はランディングスキッドが上下に動きますが、離陸時はランディングスキッドを下げた状態(ランディングモード)でしかモーターが始動しません。
 
(2) ランディングスキッドが上がっていれば Inspire 1 の重心は下にあるので、そのまま回転球体フレームへ取り付けることができます。ところがランディングスキッドを下げた状態では Inspire 1 の重心は上にあるので、回転球体フレームへ取り付けると逆さまになってしまいます。
 
(3) そこで Inspire 1 を手で持ったままモーターを始動します。プロポから手を離すとモーターはアイドリング状態になり、プロペラの推力で Inspire 1 は逆さまになりません。ただしプロペラにご注意ください。
詳細:Inspire 1 はモーター始動後1.5mまで上昇してホバリングしようとします。このとき上昇しないように手で下側に軽く押し付けるようにしてください。5秒ぐらいするとモーター回転数が落ちてアイドリング状態となり上昇も下降もしなくなります。これを待って手を離してください。このとき念のため、もう一方の手で回転球体フレームを持って動かないようにしてください。

 
※Inspire 1 に取り付けたカーボン棒に2本のアルミスペーサーを差し込む際、Inspire 1 の重みで下側が球体ガードに引っかかることがあります。その場合は少し持ち上げて Inspire 1 を水平にしてください。
 
(4) 着陸時もモーターを切らないでアイドリング状態にしたままにすると、プロペラの推力で Inspire 1 は逆さまになりません。この状態で球体ガードの機体出し入れ口を開き、Inspire 1 を手で持ってモーターを切ります。そして Inspire 1 を取り出します。ただしプロペラにご注意ください。
 

4 スペック、性能

 
(1) 球体ガード最大直径:114cm、球体フレーム総重量:1180g
 
(2) 最大風圧抵抗: 風速8m/s
 
(3) 球体ガードは Inspire 1 を出し入れする箇所、その反対側の箇所、半球にする箇所の3箇所を取り外すことができます。出荷時は取り外した状態です。
 
(4) DJI Inspire 1 のモーターは4つ合わせて最大推力(持ち上げる力)約8400gです。また DJI Inspire 1 V2.0 の場合は約8800gです。PAUI Oasis2 for Inspire1 の総重力は約4115gなので十分な余裕があり、安定飛行します。しかし飛行時間に影響します。→(3)
 

(5) 【最重要】飛行時間は約10分です。モニターのバッテリー残量をご確認しながら警告表示が出たら速やかに着陸させてください。

 

(6) 【最重要】Inspire 1 のビジョンポジショニングシステム自体を必ずオフにしてください。現時点で Inspire 1 のビジョンポジショニングシステムの動作保障はできません。

Inspire 1 のビジョンポジショニングシステムは30cmから300cmで動作します。回転球体フレームはビジョンポジショニング機器から30cm以上離れています。もし Inspire 1 のビジョンポジショニングシステムが回転球体ガードを地上と誤認すると暴走するおそれがあります。
 
設定方法:DJI GO アプリ > MCパラメータ設定 > アドバンス設定(詳細設定) > ビジョンポジショニング使用オフ。
 

5 飛行手順

 
(1) 送信機の電源オン、DJI Phantom 3 本体の電源オン、DJI GO アプリオン。
 

(2) 【最重要】Inspire 1 のビジョンポジショニングシステム自体を必ずオフにする。

 

(3) 【最重要】よこ360度回転、たて360度回転のコンパスキャリブレーションを行う。

※バッテリーを交換するたびに必ず行ってください。これを忘れると機体を制御できなくなることがあります。

※1フライト後、バッテリー残量に余裕があり2フライト目を行う場合は以下となります。

①1フライト後、モーターをかけ続けたまま(=プロペラを回し続けたまま)であれば、コンパスキャリブレーションの必要はなく、2フライト目も安定飛行します。

②これに対して1フライト後、モーターをいったん止める(=プロペラを止める)と、2フライト目は安定飛行しません。この場合はコンパスキャリブレーションおよび下記(4)水平な地面等におく作業が必要です(モーターを止めるとメインコントローラー(MC)は水平な位置に着陸したと判断します。ところが実際には球体の中でドローンは斜めに揺れています。そこで、この時点でMCは水平位置を把握できなくなるため、2フライト目は安定飛行しないと思われます)。
 
(4) Inspire 1 を水平な地面等におき、GPS信号を捕らえるまで待つ。
 
※機体を水平な地面等におくことで、メインコントローラーに水平位置を記憶させます。これを忘れると機体を制御できなくなることがあります。
 

(5) 【最重要】Inspire 1 を回転球体フレームに入れてセットし、逆さまにならないように Inspire 1 を手で持ったままモーターを始動。その後 Inspire 1 出し入れ口を閉じる。

①上記3 回転球体ガードへの取付をご参照ください。
 
②【PAUI Oasis 取扱マニュアル】P.12以降

http://paui.jp/drone/pdf/2015/10/757e3b535db061d2f37b565dbc7b5152.pdf
 

(7) 【最重要】手動による離陸

プロポの2本のスティックを手前内側に倒してモーターを始動し、上昇用スティックを徐々に上げる手動による離陸を行ってください。DJI GO アプリによる自動離陸を使わないでください。自動離陸を使うとメインコントローラーは自動離陸の際にドローンが通常より重いのでモーター出力がオーバーロードしていると誤認識し、モーターオーバーロードの警告がアプリ上で表示され、その後に過放電というWARNINGが出る可能性があります。
 

(7) 【最重要】手動によるソフトな着陸

※回転球体フレームに過度な衝撃を与えないようにソフトな着陸を行ってください。具体的には高度10cm~20cmで下降をいったん止めて、そこからゆっくりと着陸させてください。DJI GO アプリによる自動着陸を使わないでください。特にコンクリートへ着陸するときはご注意ください。
 
(8) 機体本体を回転球体ガードから取り外し
 
※着陸時にモーターを切らないでアイドリング状態にしたままにすると、プロペラの推力で Inspire 1 は逆さまになりません。この状態で球体ガードの機体出し入れ口を開き、Inspire 1 を手で持ってモーターを切ります。そして Inspire 1 を取り出します。ただしプロペラにご注意ください。
 
※回転球体ガードが地上にある場合、球体ガードとその中の10角形のワク(ジンバルといいます)は接することがあります。これは球体の大きさと軽さの観点から、球体ガードとジンバルの最短距離を1cmにしているためです。いったん飛行すると接することはありませんのでご安心ください。
 

以上です。