携帯基地局点検


This report is Japanese version only.
 
11月に入って(私にとっての)重大ニュースが2つ発表されました。

ニュース1はDJIが発表した、ドローンに人口知能を与える小型コンピューター Manifold です。

ニュース2は政府の規制緩和による、ドローンを使った宅配サービスの3年以内の商用化です。

ドローン人口知能については「ドローンプログラミング No.2」に書きましたので、ここではドローン宅配サービスに関して述べたいと思います。
 
 
11/5の新聞各紙によると、政府は規制緩和を加速し、ドローンを使った宅配サービスを3年以内に商用化できるようにするそうです(読売新聞等)。
 
ただ私がもっと驚いたのは、千葉市がドローンを使った高層マンションへの宅配サービスを、内閣府募集の国家戦略特区に応募した、というニュースです(日刊工業新聞等)。法規制にとらわれない柔軟な発想、これに驚きました。
 
12月10日施行予定のドローン規制を前提としていた私は、過疎地等へのドローン宅配サービスは想定していましたが、高層マンションへの宅配サービスなんて絶対に無理と考えていました。
 
ところが千葉市その他の関係者は現行の法規制などなんのその(法を無視するという意味ではありません、へこたれないという賞賛の意味です)、社会に役立つサービスを柔軟な発想で考え、かつ実行されています。そういえば大田前国土交通大臣も「12月10日施行予定のドローン規制について、社会的有用性やドローン発展等に伴って柔軟に対応する」とおっしゃっていました。
 
いずれにしてもドローンに関して固定観念に縛られず、柔軟な発想を持つことの重要性を改めて教えられました。
 
 
さてここからが本題です。柔軟な発想に感化され、当社も社会貢献をいたします。
 

携帯電話基地局のドローン点検は可能か。可能です。

 
これまで電磁波等の影響を受けるのでNTTドコモ、ソフトバンク、auなどの携帯基地局にドローンは近づけない、空撮等もできないというのが常識でした。
 
でも当社はやっています。
 
Snapshot22
 
守秘義務があるので一部ぼかしていますが、40m級の鉄塔型携帯基地局です。
 
Snap2
 
回転球体フレーム付の PAUI Oasis なら、鉄塔に1~2mまで近づいて撮影できます。
 
電磁波等の影響はありません(ただしこれを見た方が万一の事故を起こしても当社は一切の責任を負いません)。
 
さてこの情報をなぜ公開したかというと、以下の3点が理由です。
 
(1) 当社は現状、PAUI Oasisの製作および回転球体フレームのみの製作、私個人のドローンプログラミング習得で手一杯のため、点検空撮まで手が回らない状況です。
 
(2) 2014年時点で日本の携帯基地局の総数は約58万局あり、その内ドローンで点検できる携帯基地局数もウルトラ多く、そもそも競合などありません。
 
(3) 40m級の携帯基地局(マンションの10階相当)に人が登って点検するのはきわめて危険です。ドローンが代役を担えば社会に貢献できます。
 
ご一考ください。