感覚を完全に維持しながら合体、分割、自己治癒することができる自己再構成モジュラーロボット


自己再構成モジュラーロボット

ブリュッセル自由大学の研究者は、感覚を完全に維持しながら合体、分割、自己治癒することができる自己再構成モジュラーロボットを開発しました。

これはサイズ、形状、機能を自律的に変えることができるロボットです。

この研究はNature Communicationsに掲載されました。
 

(写真はIridia Lab ULBから)
 

通常のロボット

多くのロボットは、センサーおよびアクチュエータ(入力されたエネルギーを物理的運動に変換するもの)が中央処理装置に接続されたロボット神経システムによって制御されます。

しかしほとんどの場合、ロボット神経系はロボットの形状に厳密に貼り付けされ、その能力の柔軟性、適応性が制限されています。

また集合体を形成できる複数のユニットで構成されたモジュラーロボットを使用することで、柔軟性、適応性を向上させることも可能ですが、事前に定義された形状しか作れませんでした。
 

自己再構成モジュラーロボットの特徴

ブリュッセル自由大学の研究者は、目的や環境に応じて自律的に適切な形状とサイズを選択するモジュラーロボットを設計しています。

このロボット神経システムはまた、感覚や運動を制御しながら合体、分割することができます。

さらにこのロボットは、誤動作している脳のユニットを含め、誤動作した部位を取り除くか交換することによって自己治癒することができます。

今回のシステムは10ユニットを使用しているが、スケールアップは容易であることを示唆しています。

ブリュッセル自由大学の研究者は今後、特定目的のためのロボットではなく、変化する目的に適応できるロボットの生産を目指すとしています。
 
出典:ブリュッセル自由大学