PAUI Oasis の保証と修理方法



この記事は主として PAUI Oasis 2,3,4 (以下シリーズといいます)をご購入いただいたお客様、および今後ご購入のお客様向けに、PAUI Oasis シリーズの修理方法を説明するものです。
 

1 PAUI Oasis シリーズの破損

 
(1) 最近お客様から PAUI Oasis のカーボン棒を破損したとのご連絡をいただきました。

カーボン棒
 
(2) 飛行中または着陸時にカーボン棒が破損することは、私も経験しましたし、十分にあり得ることで、お客様の不注意ではありません。
 

2 当社の対応

 
(1) そこで当社は、飛行中または着陸時に PAUI Oasis のカーボン棒または青色ジョイントをお客様が破損した場合、すべて無料で部品を追加納品しております(1年間)。
 
(2) これまで明示的にアナウンスしていなかったので、まだ2~3社のお客様しかご存じないかと思いますが、無料の部品追加納品は PAUI Oasis シリーズをご購入いただいた全てのお客様、および今後ご購入のお客様に対応いたします。
 

3 PAUI Oasis シリーズの修理方法1~約50℃のお湯につける

 
(1) PAUI Oasis シリーズの球体は、以下の「6角形の青色ジョイント」28個、「5角形の青色ジョイント」12個、「長いカーボン棒」60本、「短いカーボン棒」60本で出来ています。
 
6角形の青色ジョイント

dsc01882-2
 
5角形の青色ジョイント

dsc01886-2
 
長いカーボン棒、短いカーボン棒

dsc01896
(上2本は Matrice100 用の長短カーボン棒、下2本は Phantom3 用の長短カーボン棒)
 
(2) そしてこれらをアロンアルファ(瞬間接着剤)で固定します。ちなみに上記 Matrice100 用と Phantom3 用のカーボン棒の長さの違いは、下記球体の大きさの違いとなります。

oasis4-3
(外側の半球は Matrice100 用、内側の球体は Phantom3 用)
 
(3) 「カーボン棒」はお湯にもアセトン(後述します)にも強い、「青色ジョイント」はお湯に強くアセトンに弱い(=溶ける)、アロンアルファはお湯にもアセトンにも弱い(=溶ける)という性質があります。
 
(4) そこで下記青色ジョイントからカーボン棒、または折れて残ったカーボン屑を引き抜くために、青色ジョイントを50℃くらいのお湯につけてアロンアルファを溶かします。ラーメン用のどんぶり等に浸してください。そしてカーボン屑を取り除いて新しいカーボン棒を差し込んでください(アロンアルファで接着します)。さらに当該青色ジョイントから他のカーボン棒を引き抜くか、または全てのカーボン棒を引き抜くかは、アロンアルファの溶け具合でご判断ください。引き抜かないカーボン棒については、冷やした後に再度アロンアルファを隙間に垂らして固定してください。

カーボン棒-2
 
 

4 PAUI Oasis シリーズの修理方法2~アセトンで溶かす

 
(1) お湯につける方法で上手くいかない場合は、青色ジョイント自体とアロンアルファを溶かしながら、青色ジョイントを破壊します。青色ジョイントはABSフィラメントで出来ており、アセトンという溶液で溶けます。またアロンアルファもアセトンで溶けます。アセトン液の代表的なものは下記「純アセトン500ml」などです。


 
(2) 青色ジョイントは牡蠣の貝殻のように積層する構造です。そこで溶かしながら上下方向へ剥がすようにペンチ等で分解します。そして全てのカーボン棒等を引き抜いてください。その後、カーボン棒にアロンアルファを付けて、新しい青色ジョイントに全てのカーボン棒を差し込み、修理完了となります。

dsc01882-2
 
 
以上です。