日本のマルチコプター規制はまだ先、(追記)ではない


This report is Japanese version only.
 
2015年1/13追記:日本の航空法が改正されることになりました。

2014年12月26日の産経ニュースを転載します。

「大空に野放しは「危険」 無人機の運用、法規制へ
政府は25日、航空法を改正し、無人飛行型ロボット(無人機)の運用を規制する方針を固めた。現状の航空法は航空機を「人が乗っていること」と定義しており、無人機への細かい規制はない。だが、災害対策や農薬散布といった無人機の利用事業例が増え、事故やプライバシーの侵害、軍事転用など安全保障上の懸念も浮上してきたことから、具体的な運用ルールを明確化する。電波法や不正アクセス禁止法など無人機運用に関連する航空法以外の法律の改正を含め、来年1月に政府の「ロボット革命実現会議」で方向性を示す。‥」

改正内容や時期が分かり次第、別の記事として取り上げる予定です。
 

以下元記事です。

近時 FAA (米連邦航空局)が無人機プロ飛行の要件として自家用飛行機等のパイロット免許を必須にするかというニュースが流れています。
 
こんな規制が日本で実施されたらプロ空撮関係者のほとんどは全滅です。私個人は日本とアメリカの自家用飛行機パイロット免許を保有しているので影響はありませんが、何よりも無人機分野の発展が著しく阻害されてしまいます。したがって、こんな規制は大反対です。
 
で、日本の場合を聞いてみました。回答は「うーん、無人機は航空機ではないので、うちの管轄外では。とりあえず現時点で無人機を規制する考えとか動きはありません」とのことでした。相手の方の名前も聞きませんでしたし、相手方に一切の責任等を発生させたくありませんので、うわさ話のレベルです。
 
ただし確かめたい方は国土交通省航空局安全課にTELして直接聞いてください(もっとも何十人も問い合わせると「え、そんなに問題?」とやぶへびになるので、そこそこにお願いします)。
 
ということで日本のマルチコプター規制はまだ先のようです。
 
皆様、安全に飛ばしましょう。そっとしておきましょう。アメリカでは無人機が旅客機のエンジンに吸い込まれるなどで大惨事が起きること等を心配しているようです。日本でも、こんな事故が起これば即規制です。とにかく安全第一です。
 
このようなことを書くと、お前のところの「プロ空撮の知識対策講座」は、じゃあ何だ、とお叱りを受けそうです。しかしプロ空撮関係の方々の多くは会社を経営されており、最悪の事態に対応することが肝心ですから、「プロ空撮の知識対策講座」は今後も続けます。
 
とりあえず日本のマルチコプター規制はまだ先ということが分かりました。
 

※ PAUI は無人機プロ飛行について安全のために免許制にすべきとの立場を採っています。しかし今回のように自家用飛行機等のパイロット免許まで必要とする規制は行き過ぎと考えます。