ホーキング博士がAIの脅威を主張「独自の意思を持つ可能性も」   更新しました!



(写真はgettyimagesから)

[Forbes]によると、11月6日、宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士はポルトガルのリスボンで開催のWeb Summitにテレプレゼンス(高解像度の映像で行われるビデオ会議)に参加し、AI(人工知能)が人類に与える脅威について語りました。

「AIは独自の意思を持ち始める可能性がある。AIは人類にとって最悪、もしくは最良の結果をもたらす可能性がある」とホーキング博士は述べました。

AIやロボットは既に人間から仕事を奪い始めているが、同時に社会を前向きな方向に変える力を秘めているというのが博士の見解です。

ただし偶然に任せていては良い結果は得られず、AIが人間社会に役立つものにするためには、やらねばならない事が数多くあるとホーキング博士は主張しました。

「企業や技術者たちはAI技術を磨き上げ、ビジネス的な成功を追い求める前に、一度立ち止まって人間とテクノロジーとの関係について考えてみる必要がある」と博士は語りました。

業界のガイドラインや法の整備も検討すべきだとホーキング博士は述べています。

博士は、AIは我々が想像するよりもずっと早く進化を遂げ、数十年後には人間の知性を超える可能性があると述べました。世界中の技術者たちは、この脅威を前に正しい認識を持つべきだというのが彼の主張です。

「我々は今、新たな時代の入り口に立っている。科学やテクノロジーに関わる人たちは、新たな覚悟を持って仕事にとりかかり、人類全体にとっての幸福を考えていく必要がある」とホーキング博士は述べました。
 
出典:Forbes