AIを制する国が世界を支配、プーチン大統領が持論を展開



ロシアのプーチン大統領
 

人工知能(AI)の分野を主導する国が世界の支配者になる

(CNN) CNNニュースによると、ロシアのプーチン大統領が新学期を迎えた児童や生徒向けにこのほど行った「公開授業」で、人工知能(AI)の分野を主導する国が世界の支配者になるという持論を展開しました。

公開授業はモスクワ北東部のヤロスラブリで行われ、100万人を超す児童や生徒の視聴を想定して全土でテレビ放映されました。

この中でプーチン大統領は、「人工知能はロシアのみならず全人類の未来だ。」「そこには絶大なチャンスがある半面、現代では予測しにくい脅威もある。」と指摘しました。
 

一部の者のみに独占される事態は防ぐ必要がある

さらに、「誰であれ、この分野でリーダーになる者が、世界の支配者になるだろう。」と述べ、この分野が一部の者のみに独占される事態は防ぐ必要があると力説しました。

もしロシアが人工知能開発のリーダーになった場合は「我々の技術を世界と共有する。今現在、原子力や核技術でそうしているように。」とも言い添えました。
 

革新的な大型プロジェクト

番組の中では、新世代の原子力砕氷船や大規模な宇宙船打ち上げ施設といった革新的な大型プロジェクトも紹介されました。

国営メディアによると、ロシアではドローン(無人機)や車両の開発が軍用と民間利用の両面で進められているそうです。

ロシア軍はまた、ロボットや対ドローンシステム、さらにはレーダーを解析して高度や速度や方角を決定できる巡航ミサイルも開発しているといいます。

ヤロスラブリ滞在中のプーチン大統領は、新設校を訪れてホッケーチームの練習に参加。子どもたちと交流しながら自らの腕前を披露しました。


ヤロスラブリのアイスホッケー場で腕前を披露するプーチン大統領
 
出典:CNN